December 31, 2018 / 10:51 PM / 5 months ago

写真が語る2018年:サッカーW杯に見とれる「白鳥」

[13日 ロイター] - サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で、バレリーナの「白鳥」もステージに立つ合間に試合を観戦していた。2018年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

 写真は7月7日、サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で、ステージに立つ合間に試合を観戦するサンクトペテルブルクのバレリーナ(2019年 ロイター/Anton Vaganov)

撮影したカメラマン:Anton Vaganov

サンクトペテルブルクに、本当に国際的な夏がやってきた。世界から大勢のサッカーファンが集まり、ネフスキー大通りは歌ったり楽しんだりする人々でにぎわった。

私はこの街のサッカーファンを取材しており、W杯取材の新しい切り口をいつも探していた。

ロシア対クロアチアの準々決勝前日となる7月7日、ロシアの主任カメラマンから、劇場で試合を観戦するアーティストの写真を撮るよう指示があった。サンクトペテルブルクはバレエと縁が深く、いい写真になると思った。

劇場は、市中に設けられたサッカーファンのためのエリアのすぐ隣にあった。ファンのエリアには入場待ちの長い列があり、早く入場して試合を見ようと、川に飛び込む人がいるほどだった。劇場に入ると、バレエの出演者もみなサッカーファンで、休憩時間は試合を見ていた。

出演者は控室に戻って衣装を着替えることになっていたので、控室の外でガウン姿になって(試合に)一喜一憂する姿を写真に撮ることができた。

だが求めていたのはそんな写真ではなかった。そこで、よりステージに近い場所に置かれたテレビの近くに待機し、バレリーナが立ち止まってテレビを見てくれるのを待つことにした。

すぐに、1人のバレリーナがまさにその場面を実現してくれた。廊下が狭かったので、広角レンズを使い、その瞬間を捉えることができた。写真はとてもワイドな仕上がりで、自分ではあまり気に入らなかった。

それでもとりあえず写真をエディターに送り、試合後に、自分が撮った写真のうちどれが配信されたかを確認した。担当エディターは、写真をばっさりトリミングして、この素晴らしい写真に仕立ててくれた。

カメラマンは、現場では1人で仕事にあたるが、素晴らしい同僚に支えられて、良い写真を世に送り出している。

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