February 2, 2015 / 6:57 AM / in 5 years

首相・日銀総裁が円安めぐり慎重発言、デメリットにも配慮

 2月2日、安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁はいずれも2日の参院予算委員会で円安についてメリットとデメリットの双方について指摘した。2014年12月撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 2日 ロイター] - 安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁はいずれも2日の参院予算委員会で円安についてメリットとデメリットの双方について指摘した。あくまで一般論だが黒田総裁は昨年「円安は全体として日本経済にプラス」と繰り返し発信しており、円安の負の面に対する配慮も感じられる。

<今の円安、日本経済に大きなマイナスではない─黒田総裁>

安倍首相、黒田総裁ともに円安のメリットとして「輸出企業や海外展開している事業者などの収益改善に寄与する」と指摘。首相は、外国人旅行者の増大、総裁は、株価上昇なども挙げた。

一方、首相は「円安は輸入価格上昇を通じて国民生活にも影響を及ぼし得る」とし、「補正予算で低所得者への支援を決めた」と説明した。

総裁も「輸入コストの上昇、あるいはその価格転嫁を通じて、中小企業、非製造業の収益、家計の実質所得に対する押し下げ圧力として、作用する面があるのも事実」と指摘。「現時点で為替レートが今の水準にあることで日本経済全体に大きなマイナスになっていることはない」としつつ、「円安の影響は産業・地域・企業規模で異なる面があるので、十分注視したい」と警戒した。

竹本能文

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