July 24, 2018 / 9:33 AM / 22 days ago

ユーロ圏総合PMI速報値、7月は54.3に低下 貿易戦争への懸念で

[ロンドン 24日 ロイター] - IHSマークイットが24日発表した7月のユーロ圏総合PMI速報値は54.3と、前月の54.9から低下し、市場予想の中央値(54.8)も下回った。米国との貿易戦争や世界景気減速を巡る懸念を受けた。

ただ、依然として景況の拡大・悪化の分かれ目となる50を大きく上回っており、欧州中央銀行(ECB)政策立案者を過度に懸念させることはなさそうだ。

IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「引き続きまずまずの成長ペースだ。(しかし)各指標が伸び低迷を示唆しているため、成長率は低下し続けそうだ」と述べた。

将来産出指数は63.4から63.0に低下。2016年終盤以来の低水準となった。

同氏は「7月は世界の経済成長およびエスカレートする貿易戦争の影響について懸念していると回答した企業数が大幅に増加した」とした。

同氏によると、今回のPMIの水準が維持されると仮定すれば、第3・四半期の経済成長率は0.4%となる見通し。これは先週のロイター調査による予想(0.5%)をやや下回る水準。

キャピタル・エコノミクスのジェシカ・ハインズ氏は「7月のユーロ圏PMI低下は失望を誘う結果となったが、指数は引き続きGDPの伸びのペースに沿っている」と指摘。「ECBによる政策正常化を阻止する可能性は低いが、プロセスは極めて緩やかになるだろう」と述べた。

オックスフォード・エコノミクスのモリッツ・デグラー氏は「全面的な貿易戦争が起こるリスクが着実に高まっている中、向こう数カ月の間に輸出受注や業界の信頼感の改善が続くと見込む理由はない」と語った。

同時に発表された7月のユーロ圏サービス部門PMIは54.4と、前月の55.2から低下したほか、予想の55.0も下回った。

新規事業指数が54.9から53.7に低下した。

一方、7月のユーロ圏製造業PMIは54.9から55.1に上昇。予想中央値の54.6も上回った。

産出指数は54.2で横ばい。半面、原材料の仕入れペースが鈍化。購買量指数は53.3から53.0に低下し、16年9月以来の低水準となった。

*内容を追加します。

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