[エカテリンブルク(ロシア) 11日 ロイター] - ロシア中部エカテリンブルクの裁判所は11日、教会内でポケモンGOをした男性に対し、宗教的嫌悪を誘発したとして執行猶予付き禁錮3年半の有罪判決を言い渡した。160時間の社会奉仕活動や公共の場に現れないことも命じた。
22歳のブロガー、ルスラン・スコロフスキ被告は昨年8月、ロシア帝国最後の皇帝が1918年に殺害された場所に建てられた教会の内部で、スマートフォンでポケモンGOをプレイしている自分のビデオ映像をオンラインに投稿、190万人が視聴した。その後当局に拘束され、裁判までの間、拘置所に収監されたり自宅軟禁下に置かれていた。
同被告は「満足している。ポケモンはもうしない。すでに流行遅れだし」と述べた。弁護士によると、控訴しない見通しだという。
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