[サンフランシスコ 13日 ロイター] - 米カリフォルニア州当局は13日、トヨタ自動車が出資する自動運転のスタートアップ、小馬智行(ポニー・エーアイ)に付与していた無人運転試験の許可を停止したことを明らかにした。事故を受けた措置。
ポニー・エーアイが州車両管理局(DMV)に提出した報告書によると、事故は10月28日に同州フリーモントで発生。自動運転モードで走行していた同社製の車が、右折後に中央分離帯と信号機に衝突した。負傷者はおらず、他に巻き込まれた車もなかったという。
無人運転試験中の事故は異例ではない。事故のどの点が許可停止につながったかは不明。
DMVは声明で「フリーモントで10月28日に起きた単独事故の報告を受け、11月19日に無人運転試験許可の即時停止をポニー・エーアイに通知した」と明らかにした。
DMVによると、同社の無人運転試験では現代自動車の電気自動車(EV)「コナ」10台が登録されている。今回の停止措置は、ドライバーが乗る試験の許可には影響しない。
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