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ローマ法王が指輪への接吻を拒絶、信徒の間に物議

[バチカン市 26日 ロイター] - ローマ法王フランシスコが、訪問先のカトリック教会で、謁見(えっけん)に訪れた信徒がお辞儀をして右手の指輪に接吻(せっぷん)しようとすると手を引っ込める動作を繰り返した。この動画がネットで拡散し、カトリックの保守派と革新派の間で激しい文化論争が起きている。

しばしば法王を批判しているカトリック保守系サイトLifeSiteNewsは、ローマ法王が着用する指輪の歴史や重要性に触れた記事を掲載、今回の出来事を「憂慮すべき」とした。

また、カトリック伝統主義者に広く読まれているサイト「Rorate Caeli」はツイッターで、「フランシスコよ、キリストの代理(法王)であることを望まないなら退任せよ」と投稿した。

一方、法王の伝記の著者で支持の立場をとるオースティン・アイバリー氏は、「(法王は人々が)自身を聖遺物のように扱うのではなく、自身とつながるようにしている。(法王は)キリストの代理であってローマ皇帝ではない」とツイートした。

あるイエズス会司祭は、「司教の指輪に接吻すること自体がなくなるべき時期だ。愚かなことで、伝統とは関係なく、君主制から移入されたものだ」とツイートした。

一部のバチカンウォッチャーは、前任のベネディクト16世も、その前のヨハネ・パウロ2世も、便宜上、少なくとも長蛇の列の人々に手に接吻されることは好まなかったと指摘する。

ローマ法王庁(バチカン)は、法王がなぜこの日に指輪にキスされることを強く嫌がったのかは明らかにしなかった。ある側近は匿名で、「気が向くときもあれば向かないときもある。実際、そのくらい単純なものだ」と説明。法王はあらゆる反応を「楽しんで」いたと付け加えた。

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