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ローマ法王、全司祭に中絶への「赦しの秘跡」与える権限認める
2016年11月22日 / 06:41 / 1年後

ローマ法王、全司祭に中絶への「赦しの秘跡」与える権限認める

[バチカン市 21日 ロイター] - ローマ法王フランシスコは21日、「いつくしみの特別聖年」終了に当たって公文書を発表し、妊娠中絶に対して「赦しの秘跡」を与える権限をカトリック司祭に無期限で拡大した。従来この権限は司教と特別な告解司祭にのみ付与されていたが、法王は11月20日に終了した聖年期間中に限り、全司祭に拡大していた。

 11月21日、ローマ法王フランシスコは21日、「いつくしみの特別聖年」終了に当たって公文書を発表し、妊娠中絶に対して「赦しの秘跡」を与える権限をカトリック司祭に無期限で拡大した。写真は20日代表撮影。法王が聖年終了にあたり聖なる扉を閉めるようす(2016年 ロイター/Tiziana Fabi)

法王は「中絶が罪のない命を断つ行為である以上、大罪であると声を大にして強調しておきたい」としながら「後悔とともに神との和解を望む心があれば、神の慈しみが届かない罪はなく、免償されない罪はない」と述べた。これにより、聖年期間中の対応が少なくとも法王在任中は継続することが示唆された。

カトリックの教義では、中絶を支援または実行した人物は教会が大罪とみなしている罪を意識的に犯しているとして、自動的に破門処分になるとされている。

聖年の活動を統括したリノ・フィジケッラ大司教はバチカンで記者会見し、今回法王が示した指針は、女性本人や医療従事者を含め、中絶に関わる全カトリック信者に適用されると述べた。ただ、この措置によって中絶が他の小罪と同じレベルで扱われるようになったと考える人がいるのではないかとの指摘には「その点において柔軟性はない」と言明。中絶は大罪とする法王の言葉を繰り返した。

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