[ウォルフスブルク(ドイツ) 13日 ロイター] - 独高級スポーツカーメーカー、ポルシェは13日、今年の売上高が最大420億ユーロ(450億ドル)に増加するとの見通しを示した。2022年は納車台数増とコスト引き締めにより、売上高と利益が過去最高となった。
ただ、サプライチェーン(供給網)問題、地政学的緊張、インフレ高進が業界にとって引き続き課題だと指摘した。
22年決算は利益が27.4%増の68億ユーロ、売上高が376億ユーロ。アナリスト予想は利益が68億6000万ユーロ、売上高が383億ユーロだった。
納車台数は2.6%増の約31万台だった。
今年は売上高が400億─420億ユーロ、利益率が17─19%を目標としている。長期的な利益率目標は20%という。
22年の配当は普通株1株当たり1ユーロ、優先株1株当たり1.01ユーロとした。税引き後利益の約半分を配当に充てることが中期的な目標だという。
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