January 18, 2018 / 8:36 PM / a month ago

インタビュー:ポルトガル、緩和縮小の悪影響可能性低く=フィッチ

[リスボン 18日 ロイター] - フィッチ国債格付けグループのトニー・ストリンガー最高執行責任者(COO)は18日、欧州中央銀行(ECB)が今年、緩和ペースを縮小しても、ポルトガルに大きなマイナス影響が及ぶ公算は小さいとの見方を示した。

ロイターのインタビューに応じた。同国はこれまでより、ECBの緩和縮小を乗り越えやすい状況と分析。2016年の上限ルールに基づき、ECBがすでにポルトガル国債の売却を始めたと指摘した。

財政赤字抑制に向け取り組む中、新発債の利回りが昨年、200ベーシスポイント(bp)低下して平均2.6%になったと説明。現在の緩和的な金融状況の恩恵を受ける上で正しい方策を講じ、将来の利上げに対し回復力を高めている姿を映すと評価した。

「公的債務比率も持続的に下向きの道筋をたどっているとみている」と指摘、向こう数年間に基礎的財政黒字の対国内総生産(GDP)比率約2.5%の維持を予想した。

ただ、成長の可能性が限られ、今年はやや減速する公算も大きいほか、公的・民間部門の債務・不均衡の水準が高いといった課題に直面しており、格付けの観点で一段の前向きな行動を慎重に検討する必要が生じるとも指摘した。

フィッチは先月、ポルトガルのソブリン信用格付けを従来の「BBプラス」から2段階引き上げ、投資適格級の「BBB」とした。

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