[ボストン 2日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、一連の関税措置、および他の国の対抗措置により米国のインフレが押し上げられる可能性があるとしながらも、現時点ではこうした動きが顕在化する兆候は出ていないと述べた。
パウエル議長はボストンで開かれた経済会議で「関税措置により物価が押し上げられる可能性がある」とし、「単に価格が上昇するだけなのか、それとも実際にインフレにつながるのかが問題となる。ただ、現時点ではデータには表れていない」と述べた。
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