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ノルドストリーム2の承認手続き停止は短期間の可能性=アナリスト

ドイツの規制当局がロシア産天然ガスを欧州へ運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」の承認手続きを一時停止したことに関してアナリストは22日、欧州でガス需要が高い中で、停止が短期間になる可能性があるとの見方を示した。昨年2月、ロシアで撮影(2021年 ロイター/Maxim Shemetov//File Photo)

[モスクワ 22日 ロイター] - ドイツの規制当局がロシア産天然ガスを欧州へ運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」の承認手続きを一時停止したことに関してアナリストは22日、欧州でガス需要が高い中で、停止が短期間になる可能性があるとの見方を示した。ロシア国営ガス大手ガスプロムの幹部らと会談後に語った。

ドイツのエネルギー規制当局は先週、ノルドストリーム2の承認手続きを一時停止した。これを受け、地域のガス価格が上昇した。

ドイツ政府筋がロイターに語ったところによると、一時停止によって稼働開始が来年3月までずれ込む可能性がある。

ドイツの規制当局は承認手続きを一時停止したのは、ドイツの法律では、ノルドストリーム2を推進するスイス拠点のコンソーシアムが操業許可を得るためまずドイツの子会社を設立する必要があるため。

モスクワを拠点とするBCSグローバル・マーケッツのアナリスト、ロナルド・スミス氏は、ガスプロムの幹部らとの電話会談後にロイターに対し、停止がわずか数週間の可能性があり、ノルドストリーム2プロジェクトを主導するガスプロムは今回の遅れに驚いていないと語った。

スミス氏は「規制当局はノルドストリーム2のドイツ法人設立を提案していたようだが、今回の発表を見ると、登録が済めば承認手続きを進めるとのことだ。私の推測では、2─3週間かかるのではないか」と述べた。

ガスプロムとノルドストリーム2は稼働開始予定日についてのコメントを避けた。ロシア政府は、一時停止の背後に政治的理由はないと確信していると説明した。

欧州での天然ガス価格は先週、承認手続きの一時停止や、新型コロナウイルス感染関連のロックダウン(都市封鎖)、それに伴うエネルギー需要への影響によって大きく変動した。

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