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米国で恒例の「プライド」パレード、反トランプデモも展開

 6月11日、米国で性的少数者(LGBT)の啓発イベントである「プライド」パレードが行われた。ロサンゼルスでは、LGBTの象徴として使われるレインボーカラーの衣装などをまとった参加者数万人が、トランプ大統領への抗議のプラカードを掲げ「レジスト・マーチ」(抵抗の行進)を行う場面があった(2017年 ロイター/Andrew Cullen)

[ロサンゼルス 11日 ロイター] - 米国で11日、性的少数者(LGBT)の啓発イベントである「プライド」パレードが行われた。ロサンゼルスでは、LGBTの象徴として使われるレインボーカラーの衣装などをまとった参加者数万人が、トランプ大統領への抗議のプラカードを掲げ「レジスト・マーチ」(抵抗の行進)を行う場面があった。

今年のイベントには、女性向け医療サービス団体「プランド・ペアレントフッド(家族計画連盟)」、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」 、米国自由人権協会(ACLU)、同性愛者の擁護団体「中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GLAAD)」など広範囲な参加者が集まった。

主催者の広報担当者は「今年はパレードでなく、行進を行うべき年だ。われわれのコミュニティを祝うものであると同時に、われわれを取り巻く環境や、人権を巡るデリケートなバランスを認識する機会でもある」と述べた。

ただ、LGBTのために設けられた日を、他の政治問題に使うべきではないとの反発もある。

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