[東京 5日 ロイター] - 岸田文雄首相は5日夜、石川県能登地方で発生した最大震度6強の地震を受けて会見し、7日からの韓国訪問など今後の予定は被害状況を見ながら決める方針だと明らかにした。
岸田首相によると、同日午後の地震で1人が死亡、十数人が負傷した。建物も複数倒壊した。
岸田首相は「訪韓など今後の対応については被害状況などを見ながら適切に判断しなければならない」とした上で、「緊張感を持って引き続き現地と緊密に連絡を取りながら政府としての対応を続けていきたい」と語った。
気象庁は最大震度6強程度の地震が今後も起きる恐れがあると注意を呼び掛けており、午後9時58分には震度5強の揺れを再び能登地方で観測した。
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