January 29, 2015 / 4:17 AM / 6 years ago

米クアルコムが通期業績見通し引き下げ、10─12月期は増収増益

 1月28日、携帯電話向け半導体大手の米クアルコムが発表した第1・四半期(昨年10─12月)決算は、増収増益となった。ラスベガスで5日撮影(2015年 ロイター/Rick Wilking)

[サンフランシスコ 28日 ロイター] - 携帯電話向け半導体大手の米クアルコム(QCOM.O)が28日発表した第1・四半期(昨年10─12月)決算は、増収増益となった。ただ2015年度通期の業績見通しを下方修正し、最新版の「スナップドラゴン」プロセッサが主要顧客の旗艦スマートフォンに使用されない見込みだと表明した。

これを受け同社株価は28日の時間外取引で7.24%下落した。

15年度見通しは、売上高が268億─288億ドルから260億─280億ドルに、非GAAPベースの希薄化後1株利益は5.05─5.35ドルから4.75─5.05ドルにそれぞれ引き下げられた。

今月に入って、韓国のサムスン電子(005930.KS)が次期旗艦スマホにクアルコムの「スナップドラゴン810」プロセッサを使わない決定をしたと一部で報じられている。サムスンは独自にスマホ向けプロセッサを製造しているが、これまで多くの自社のスマホについてクアルコムの製品に依存してきた。

クアルコムは業績見通し引き下げの要因として、消費者の低価格スマホ志向や中国における競争激化も挙げた。

10─12月期の売上高は前年同期比7%増の71億ドル、純利益は5%増の20億ドル、非GAAPベースの希薄化後1株利益は1.34ドル。売上高と1株利益は、いずれもトムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の69億4000万ドルと1.25ドルを上回った。

クアルコムは、決算発表後の電話会議で、期待するような成長ができていない中国事業について、競争力が低下したと説明した。

中国では、第4世代(4G)移動通信サービスの整備に伴いスマホの需要が拡大している。クアルコムにとって商機が見込める市場だが、1年にわたる当局の独占禁止法違反調査や、中国携帯端末メーカーからのライセンス料徴収をめぐる問題が影を落としている。

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