March 21, 2019 / 10:12 AM / 8 months ago

フィリピン中銀、政策金利を4.75%に据え置き 予算承認遅れのリスク指摘

[マニラ 21日 ロイター] - フィリピン中央銀行は21日、政策金利の翌日物リバースレポ金利を4.75%に据え置いた。据え置きは3会合連続で予想通り。

今回は、ジョクノ新総裁にとって初の政策決定会合となる。中銀は、経済が好調を維持すると予想し、インフレ圧力は緩和しているとの認識を示すものの、予算を巡る議会の対立が早期に解消しなければ、2019年の経済成長へのリスクとなると指摘した。

政府は前週、議会の予算承認を遅れを理由に今年の成長率目標を7─8%から6─7%に引き下げた。

米連邦準備理事会(FRB)は19─20日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置き、2019年の想定利上げ回数をゼロとした。

ギニグンド副総裁は会見で、FRBの決定で状況が改善していると指摘。「きょうの外為市場は変動が少なかった。これは多くの新興国にとって、金融政策を維持する一段の柔軟性を余地を与える」と述べた。

フィリピン中銀は、インフレ高進に対応し、昨年5月から11月にかけ5会合連続、計175bpの利上げを実施した。

キャピタル・エコノミクスのアジア地域エコノミスト、アレックス・ホルムズ氏は「インフレ率が急速に低下しており、利下げの可能性が高まっている。5月に利下げを予想する」と述べた。

約10年ぶりの高水準を記録していたインフレ率は、2月は1年ぶりの低い伸びとなり、中銀の穏やかな物価上昇見通しに沿った動きとなっている。

中銀は今年の平均インフレ率予想を3.07%から3%に引き下げた。2020年については2.98%から3%に引き上げた。

預金準備率の追加引き下げについて、ギニグンド副総裁は「常に検討しているが、実施時期が問題」と述べた。

預金準備率は、景気支援を目的に1ケタ台に下げるという中期計画のもと、昨年2回引き下げられ18%となった。

ジョクノ新総裁は、今年、預金準備率を複数回にわたり引き下げる可能性を示している。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below