June 5, 2018 / 4:40 AM / 4 months ago

豪中銀、政策金利を1.50%に据え置き 前向きな経済見通し示す

[シドニー 5日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は5日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを、予想通り過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。据え置きは22カ月連続で、1990年以降で最長となる。

 6月5日、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを、予想通り過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。写真はシドニーの同行本店前で2009年10月撮影(2018年 ロイター/Daniel Munoz)

輸出や政府支出の増加が要因。ロイター調査では、アナリスト48人中47人が据え置きを予想していた。

RBAは声明で、インフレと賃金の伸びが弱いことに言及したが、国内総生産(GDP)の伸びは加速し「2018年と2019年に平均で3%を若干上回る見通し」と予想した。

アナリストらは、今週発表された一連の経済指標が予想より好調だったことを受け、6日発表される第1・四半期のGDP見通しを引き上げていた。

ロイターのまとめたエコノミスト19人の予想によると、第1・四半期の豪経済成長率は前期比0.9%と、第4・四半期の0.4%から加速する見通し。前年比でも加速し、第4・四半期の2.4%から2.8%へ上昇するとみられている。

今週の指標が発表される前は、前期比0.8%、前年比2.7%と予想されていた。

RBAのロウ総裁はこの日、「豪経済に関する最近のデータは、中銀の中心的な予想と一致しており、2018年と2019年に平均で3%を若干上回る見通しだ」との見方を提示。「景況感は強く、鉱業以外の設備投資は増加している。公共インフラ投資の増加も経済を下支えしている。輸出も一段の伸びが見込まれる」とした。

ただ、同国GDPの約57%を占める家計消費については「引き続き不透明要因」だと指摘。これが政策金利据え置きの主な理由となった。銀行間先物市場<0#YIB:>では、来年9月まで利上げを完全には織り込んでいない。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシニアエコノミスト、フェリシティ・エメット氏は「家計消費と賃金に関する数字は、(6日発表の)GDP報告で最も重要な点となるだろう」と予想。「予備的なデータでは、賃金の伸びは引き続き穏やかとなる見込みだ」と述べ、「中銀は賃金上昇に重要な加速がみられるまで、政策金利を据え置くだろう」と予想した。

*内容を追加しました。

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