April 11, 2018 / 6:09 AM / 11 days ago

貿易戦争は豪経済を阻害、当面は緩和的政策を維持=中銀総裁

[シドニー 11日 ロイター] - 豪準備銀行(RBA、中央銀行)のロウ総裁は11日、パースで講演し、貿易摩擦の激化は世界経済の成長を妨げ、豪経済の見通しにも影を落とすとの考えを示した。

 4月11日、豪準備銀行(RBA、中央銀行)のロウ総裁は、パースで講演し、貿易摩擦の激化は世界経済の成長を妨げ、豪経済の見通しにも影を落とすとの考えを示した。写真はシドニーで昨年3月撮影(2018年 ロイター/David Gray)

中銀の予想では2018年の豪経済の成長率は昨年の2.4%を上回る見通し。総裁は「この予想はある程度の不確実性を伴うものの、主要な不確実性は海外に存在する」と述べた。

中銀は政策金利を過去最低の1.50%に据え置いている。

総裁は「中銀理事会にとって短期的に金利を変更する強い理由は見当たらない」と述べ、当面は緩和的な政策を維持する方針を示した。

その上で、次の金利変更は利下げではなく利上げの可能性が高いとも述べた。

総裁は「最後の金利引き上げは7年以上前だったことから、一部の人にとって利上げは衝撃となるだろう」と述べた。一方で、金利上昇は景気加速と所得の伸び加速の中で起きる公算が最も大きく、このことは覚えておく価値があると指摘した。

オーストラリアでは賃金の伸びが過去最低近くにとどまり、インフレ率は中銀が目標とする2─3%を下回っている。

ロウ総裁は「金融政策の現行スタンスを継続することは、豪経済の調整の一助になると同時に、失業率の低下やインフレ率の目標回帰に向けた一段の進展につながる」との見方を示した。

*内容を追加しました。

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