May 15, 2018 / 12:56 AM / 9 days ago

賃金圧力上昇の兆し、目先は利上げする強い根拠ない=豪中銀副総裁

[シドニー 15日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁は15日、賃金圧力上昇の兆しがみられるが、上昇を持続させるには失業率が現在予想されているよりも低水準になる必要があるかもしれないとし、目先は利上げする強い根拠はないとの見方を示した。

 5月15日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁は、賃金圧力上昇の兆しがみられるが、上昇を持続させるには失業率が現在予想されているよりも低水準になる必要があるかもしれないとし、目先は利上げする強い根拠はないとの見方を示した。写真は同副総裁。昨年9月シドニーで撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

賃金の年間上昇率は、過去最低水準近くの約2%で推移している。

副総裁は、どの程度の期間現行の低水準が続くかという点について、オーストラリアよりも労働市場が完全雇用に近い状態の他国の例をみると、賃金の伸びは歴史的経験が示す水準よりも低水準にとどまる可能性があると指摘した。

中銀は、失業率引き下げやインフレ率の目標達成が段階的に進むと予想しているとし、経済の底堅さが増すなか、幅広い分野で賃金圧力の上昇が見込まれると指摘した。

見通しを議論する際に鍵となる言葉は「段階的(gradual)」だとし、「経済が引き続き予想通りに推移すれば、ある時点で利上げが適切になる」と語った。ただ、目先に利上げする強い根拠はないと説明した。

豪中銀は2016年8月に金利を引き下げて以降、政策金利を過去最低の1.50%に据え置いている。据え置き期間はこれまでで最長。中銀は来年初めまで金利を据え置くと予想されている。

良好な世界経済見通しにより、豪中銀も先行きに一段と楽観的になったが、貿易摩擦問題は世界経済にとって「大きなリスクだ」との見方を示した。

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