September 10, 2018 / 5:16 AM / 13 days ago

住宅市場の低迷、銀行の安定損ねる可能性は低い=豪中銀総裁補

[シドニー 10日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のブロック総裁補は10日、国内住宅市場の減速が銀行の安定を損ねる可能性は低いとの見方を示した。

 9月10日、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のブロック総裁補は、国内住宅市場の減速が銀行の安定を損ねる可能性は低いとの見方を示した。写真はシドニーの同行本店前で2016年10月撮影(2018年 ロイター/David Gray)

同総裁補は講演で「国内銀行は十分な資本を確保している」と指摘。「住宅ローンの返済延滞率は概ね非常に低水準にとどまっている」と述べた。

ただ、経済への打撃により、家計の債務返済が困難になる可能性があるとの見方を示した。

それでも、平均的な家計は返済額の増加をある程度吸収できると説明した。

国内4大銀行のうち、コモンウェルス銀行(CBA)(CBA.AX)、ウエストパック銀行(WBC.AX)、オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)(ANZ.AX)の3行はこの2週間で住宅ローン金利を引き上げた。これにより、返済額の増加が住宅市場や個人消費に影響を及ぼすとの懸念が高まっている。

同総裁補は、家計の一部は高水準の債務と最近の返済額の増加による負担を感じているものの、複数要因によりこの状況を懸念する必要はないとの見方を示した。

「まず、経済成長はトレンドを上回っており、失業率は低下している」と述べ、さらに、平均的な家計の返済は予定よりもかなり前倒しで行われており、最近の融資基準の改善により銀行と家計のバランスシートの質は引き上げられていると指摘した。

「加えて、ここ数年住宅価格が多くの地域で力強く伸びていることで、多くの借り手のローン資産価値比率は低下する」と説明した。

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