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豪中銀、17年6月期の成長率予想を1%ポイント引き下げ=四半期報告
2017年2月10日 / 01:10 / 9ヶ月後

豪中銀、17年6月期の成長率予想を1%ポイント引き下げ=四半期報告

[シドニー 10日 ロイター] - 豪準備銀行(中銀)は10日発表した四半期金融政策報告の中で、2017年6月期のGDP伸び率予想を1%ポイント引き下げ1.5─2.5%とした。

 2月10日、豪準備銀行(中銀)は四半期金融政策報告の中で、2017年6月期のGDP伸び率予想を1%ポイント引き下げ1.5─2.5%とした。昨年12月に発表された第3・四半期の実質国内総生産(GDP)は予想外のマイナス成長になったことが背景。写真はシドニーの豪中銀本部。昨年10月撮影(2017年 ロイター/David Gray)

昨年12月に発表された第3・四半期の実質国内総生産(GDP)は予想外のマイナス成長になったことが背景。ただ、今後2年間で回復を見込んでいるとし、追加利下げは検討していないことを示唆した。

最大の貿易相手国である中国が急成長する中、中銀は世界経済に対して前向きな見方を示した。主要先進国も順調に成長すると予想。ただ、フィリップ・ロウ総裁は米国の政策に「強い不透明感」があるとし、世界の経済成長や価格に影響が出るとみている。

第3・四半期の豪実質GDPは前期比でマイナス0.5%となった。ただ中銀は一時的なものとみており、2017、18年の成長率は3%程度、19年6月期は2.75―3.75%に加速すると予想した。

今年6月期の基調インフレ率は1.75%と、過去最低水準の1.5%から小幅上昇する見通し。この予想によると、中銀目標である2―3%の範囲に達するのは19年半ば以降となる。

中銀は今回初めて失業率予想を公表し、今年6月期は5.75%、19年半ばにかけて5―6%になると見込んだ。

中銀は「年末時点のGDP成長率は、鉱業への投資鈍化や過去の貿易高減少による影響が薄らぐことにより上昇するとみている」と説明。「17年後半に2.5―3.5%へ上昇し、予想期間の大半においてこれを上回る可能性がある」と述べた。

前週発表された昨年12月の豪貿易収支は35億1100万豪ドル(26億7000万米ドル)と過去最大の黒字を記録。コモディティー価格の上昇が要因となった。

主要輸出品である鉄鉱石と石炭の価格回復で、貿易高は昨年半ば時点と比較して15%増加した。

だがロウ総裁は、これらの価格が現在の水準を維持し、鉱業投資や賃金を押し上げる見込みは低いと指摘。「最近の貿易高とコモディティー価格の上昇は多くの部分で、今後数年以内に元に戻るとみている。ただ貿易高に関しては、1年前の低水準を下回ることはないだろう」と述べた。

*内容を追加します。

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