June 13, 2018 / 6:49 AM / in 5 days

豪中銀総裁、住宅価格鈍化は「懸念の必要ない」

[メルボルン/シドニー 13日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のロウ総裁は13日、住宅価格の鈍化について懸念する必要はないとの見解を示すとともに、最近の融資基準の厳格化は長期的なプラス要因だと指摘した。

 6月13日、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のロウ総裁(写真)は、住宅価格の鈍化について懸念する必要はないとの見解を示すとともに、最近の融資基準の厳格化は長期的なプラス要因だと指摘した。シドニーで2016年9月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

総裁は「住宅価格がかつてほど伸びていないことを懸念する必要はない。下落に転じても問題はない」と述べた。メルボルンで講演後の質疑応答での発言。

そのうえで、シドニーとメルボルンの住宅価格は2014年の水準を依然として40%上回っていると説明。「長期的視点で捉える必要がある」と続けた。

また、「ここ数年で融資基準が大幅に強化され、米国がこれまで経験したような(債務)問題が起きていないことは、わたしに多少の安心を与える材料となっている」と語った。

総裁はまた、講演で、賃金と物価の伸びが依然鈍いことを理由に、当面は政策金利を過去最低水準に据え置く必要性を指摘。

総裁は「現時点においてインフレ率が目標レンジの中間付近まで持続的に上昇するには、より速いペースでの賃金の伸びが必要とされる可能性が高い」とし、「緩やかなペースでしか上昇しない公算が大きい」と指摘した。

その上で「こうした状況を踏まえれば、近く金融政策を調整する強い根拠はない」と言明した。

豪消費者物価指数(CPI)で中銀が基調インフレ率として注目する指数はこれまで2年以上にわたり、中銀の目標を下回っている。

それでもなお、雇用が増え、一部企業が必要な人材の確保に苦心している状況にあることから、ロウ総裁は賃金の伸びが現在の2%から緩やかに加速するとの見通しに自信を示した。

「今後もこのような状況が続くならば、金利の次の動きは下向きではなく上向きになるだろう」と述べた。

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