November 6, 2018 / 3:41 AM / 13 days ago

豪中銀、政策金利を過去最低の1.50%に据え置き

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は6日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。

 11月6日、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。写真はシドニーで2014年2月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

据え置きは市場の予想通りで、27カ月連続。中銀は今後もしばらくは政策の現状維持が続くことを示唆した。

ロイター調査では、アナリスト39人中38人が据え置きを予想していた。

ロウ総裁は声明で「インフレ率は引き続き低水準で安定している」と指摘。「今後数年間で上昇が見込まれ、上昇は緩やかなペースとなる可能性が高い」と述べた。

豪州のインフレ率は中銀の目標レンジ(2─3%)をかたくなに下回っており、雇用の堅調な拡大にもかかわらず、賃金の伸びも消費者物価の伸びとほぼ変わらずのため、「緩やか(Gradual)」が引き続きキーワードとなっている。

中銀は9日に最新経済見通しを発表する。

ロウ総裁はインフレ率の見通しについて、2019年は2.25%にやや加速し、翌年にも再び小幅上昇すると予想。雇用についてはさらに楽観的で、「経済はトレンドを上回って成長しており、失業率は一段と低下し2020年に4.75%前後になることが見込まれる」と述べた。

中銀は8月には、2020年半ばの失業率を5.25%と予想していた。

JPモルガンの上級エコノミスト、トム・ケネディ氏は「中銀は豪経済が好調だとかなりはっきり表明しており、上半期に関する適切な要約だと思う」と指摘。「失業率の動向を考えれば、賃金もやがて上昇するだろう」と予想した。

金融市場では利上げ時期についての観測が徐々に後ろにずれ、インターバンク金利先物市場で最も期先の先物である2020年4月物は、約80%の確率で利上げを織り込んでいる。

シドニーとメルボルンの住宅ブームが終息し、住宅価格が両都市で急落したことも、利上げを遠のかせる国内的な要因となっている。

シドニーの住宅価格は10月に前年比7.4%急落した。下落率は1990年2月以来の大きさだった。

ロウ総裁はこうした住宅価格の下落トレンドに懸念は示さず、引き続き「信用度の高い借り手を巡る激しい競争が起きている」と指摘した。

*内容を追加しました。

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