February 13, 2018 / 1:11 AM / 8 months ago

豪賃金とインフレ、緩やかな伸びにとどまる=エリス中銀総裁補

[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のエリス総裁補は13日、賃金は緩やかなペースでしか上昇せず、家計収入と購買力の足かせになる公算が大きいとの見方を示した。

 2月13日、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のエリス総裁補は、賃金は緩やかなペースでしか上昇せず、家計収入と購買力の足かせになる公算が大きいとの見方を示した。写真はシドニーのRBA本店前で2016年10月撮影(2018年 ロイター/David Gray)

総裁補は経済に関する会合で、賃金とインフレ率がいずれ上昇することに中銀はこれまでよりもやや自信を深めていると発言。ただ他の先進国よりも余剰生産能力が大きいとして、賃金とインフレの伸びが加速するまでに時間がかかると指摘した。

総裁補は「われわれは賃金が上昇すると予想している。しかし直ちにというわけではなく、緩やかなものになるだろう」と述べた。

また、多くの企業が厳しい競争に直面する中で値上げや大幅な賃上げに消極的であることが企業からの報告で分かったと説明。

その上で、「消費者が賃金の低い伸びが長く続くと考え始める場合、消費パターンを変える可能性が高い」と指摘。現在の家計債務が極めて高い水準にあることを踏まえると、賃金の低い伸びは特にリスクだと述べた。

豪中銀は9日発表した四半期金融政策報告で、基調的インフレ率は2019年半ばまでに目標である2─3%の下限に達することはなく、2020年半ばまでは2.25%に到達しないと予測した。

これを受け、当面利上げはないとの市場の見方は一段と強まった。

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