January 15, 2015 / 3:52 AM / 4 years ago

インド中銀が政策金利を7.75%に緊急利下げ、追加利下げも示唆

[ムンバイ/ニューデリー 15日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は15日、緊急会合を開催し、政策金利のレポレートを8.00%から25ベーシスポイント(bp)引き下げ7.75%にすることを決定したと発表した。

 1月15日、インド準備銀行(中央銀行)は緊急会合を開催し、政策金利のレポレートを8.00%から25ベーシスポイント(bp)引き下げ7.75%にすることを決定したと発表した。2014年11月撮影(2015年 ロイター/Rupak De Chowdhuri)

金利の変更は1年ぶり。

中銀は声明で、予想を下回るインフレ率や原油安、さえない需要のほか、財政赤字目標をめぐる政府のコミットメントに言及。「これらが金融政策スタンスを変化させる余地をもたらした」と指摘した。

さらに、インフレ率の鈍化が続けば、追加利下げに踏み切る可能性があると表明。政府の財政健全化の進ちょく状況を見極める意向も示した。

リバースレポレートも25bp引き下げ6.75%とした。

中銀は「追加緩和の鍵を握るのは、ディスインフレ圧力の継続を裏付ける指標だ。また、質の高い財政健全化の継続に加え、供給面の障害の克服、電力・土地・鉱物・インフラといった主要投入物の確保に向けた対策も重要になる」と表明した。

利下げを受け、10年物国債利回りIN084024G=CCは12bp低下し、2013年7月15日以来の低水準となる7.65%を記録。株価は2%以上値上がりしている。

インド政府が14日発表した12月の卸売物価指数(WPI)は前年比0.11%上昇となり、ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.6%上昇を下回った。

中銀は2月3日に定例会合を予定しており、今回の利下げのタイミングは予想外だった。ただ、中銀が景気支援のために積極的な利下げに動くとの見方は以前からあった。

1年物オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は今週、一時7.59%と2013年7月以来の水準に低下。市場関係者の算出によると、政策金利が7%を割り込むとの見方を織り込んでいる。

DBS銀行(シンガポール)のエコノミスト、ラディカ・ラオ氏は「12月の会合で予定外の利下げの可能性が示唆されていが、タイミングは驚きだった。インフレ見通しに自信を持っているということだろう」と指摘。「中銀は政府の財政再建の取り組みを信頼しており、今四半期の目標達成は可能とみている」と述べた。

インド財務省は、中銀が実施した緊急利下げに対して、歓迎の意を表明。インフレ懸念の後退を反映しているほか、インフレのない経済成長を目指すインド政府の努力を正当化するものだ、との認識を示した。

ジェートリー財務相は、設備投資の回復に寄与すると表明。インド財務省のジャヤント・シンハ次官は、ロイターに対して、緊急利下げは高金利の時代を経た「転換点」、との見方を示した。

シタラマン商工相は「低金利体制の始まりを意味する。産業・経済にとって非常に心強い措置だ」と表明した。

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