February 8, 2018 / 12:14 AM / 8 months ago

ニュージーランド中銀が金利据え置き、見通しハト派的に

[ウェリントン 8日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中銀)は8日、政策金利を予想通り過去最低の1.75%に据え置き、2020年にかけてのインフレ見通しを引き下げた。

 2月8日、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中銀)は政策金利を予想通り過去最低の1.75%に据え置き、2020年にかけてのインフレ見通しを引き下げた。写真はウェリントン中心部にあるNZ準備銀行本部。2017年7月撮影(2018年 ロイター/David Gray/File Photo)

中銀は「金融政策はかなりの期間、緩和的な状態が続く」と説明、「多くの不透明要素がなお存在し、政策調整の必要が生じる可能性もある」とした。

JPモルガンのシニアエコノミストは「ハト派的な声明となったのは当然」と指摘。「最近のインフレ指標は下振れていた」と話した。

中銀はインフレ率が目標(1─3%)中間近辺で安定すると見込んだが、第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は、前年比上昇率が1.6%にとどまった。

その結果、向こう2年間のインフレ期待引き下げを余儀なくされた。2%到達は現時点で、2020年第3・四半期以降と見通した。

インフレ見通しがハト派的とも受け止められ、NZドルNZD=D4は一時、1カ月ぶり安値の0.7209ドルをつけた。

中銀はまた、緩和政策や政府支出、人口増などを背景に、経済成長が底堅さを増すとの見通しも示した。

労働市場は引き締まり続けているほか、下期に経済成長ペースが底堅さを増すと予想した。

より長期のインフレ期待は2%に抑制されていると指摘した。

NZ中銀のスペンサー総裁は最近の不安定な株式市場について、いずれの見通しにも変化をもたらしていないと説明。「債券市場は全く反応しなかった。株式市場における現象と言える。現在は落ち着いており、長期的な影響をもたらすことはないだろう」と述べた。

ただ、「こうしたボラティリティーは金利正常化に対して市場がいかに神経質になっているのかを示しているため、警告サインになっていると言わざるを得ないだろう」と指摘。「現在、市場は金利正常化が緩やかになると見込んでいる。もしも急速に進めば、ボラティリティーが一段と高まるだろう」と述べた。

*内容を追加しました。

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