March 9, 2016 / 10:18 PM / 3 years ago

NZ中銀が利下げ、政策金利2.25%に:識者はこうみる

[シドニー 10日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は10日、政策金利を25ベーシスポイント引き下げ過去最低の2.25%とした。金利据え置きが見込まれていただけに、決定に驚きを示す市場参加者も多い。市場関係者のコメントは以下の通り。

 3月10日、ニュージーランド準備銀行は、大方の金利据え置き予想に反して利下げを決定した。オークランドで昨年11月撮影(2016年 ロイター/Rafael Ben-Ari)

<ANZのシニアエコノミスト、フィリップ・ボーキン氏>

明らかにサプライズだ。NZ中銀が世界中の眺めて把握した情勢や、最近のインフレ期待低下に、やや懸念を抱いていることは明白だ。

NZ中銀は(インフレ期待を)大きく重視しており、それもわれわれにとってはやや驚きだった。明らかに、NZ中銀は想定される一部のリスクよりも先回りする意向だ。今後数カ月中に、追加利下げが行われる公算が現時点で大きいようにもみえる。

<キャピタル・エコノミクスのチーフエコノミスト、ポール・デールズ氏>

NZ中銀は明らかに、最近の世界経済見通しの悪化、望まないNZドル高、各種インフレ期待指標の大幅低下に動揺している。

これらの要因は、依然として下振れリスクがあることを意味する。次の利下げは、データ次第だろうが、4月下旬か6月のどちらかの会合で決定される可能性が高い。

<RBCキャピタル・マーケッツのストラテジスト、マイケル・ターナー氏>

ショッキングだったCPI(消費者物価指数)統計やインフレ期待調査など、あらゆるデータがきょうの利下げを示唆していた。RBNZ(ニュージーランド準備銀行)はおそらく、市場が考えているより現実的なのだろう。彼らはデータを見て、それにのっとって行動している。

当社は6月の追加利下げを予想している。第1・四半期のCPIが非常に弱い内容であれば、4月利下げの可能性も出てくる。他国の中銀の多くがマイナス金利を導入していることを踏まえると、2.25%という金利水準はなお高い。プラスの金利というのは時代遅れになった。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below