April 16, 2019 / 3:36 AM / 7 days ago

NZ中銀、緩和バイアス当面続く 為替は好ましい水準=総裁

[ウェリントン 16日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のオア総裁は16日、政策金利の緩和的バイアスは当面続くとの見通しを示し、中銀が最近ハト派的な姿勢に転じたのは国際経済の状況が背景にあると説明した。

 4月16日、ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のオア総裁は、政策金利の緩和的バイアスは当面続くとの見通しを示し、中銀が最近ハト派的な姿勢に転じたのは国際経済の状況が背景にあると説明した。写真はウェリントンにあるRBNZのエントランス。2017年7月撮影(2019年 ロイター/David Gray)

ロイターのインタビューで述べた。

NZ中銀は、3月に政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を過去最低の1.75%に据え置いた上で、景気見通しの下振れリスクが増したため、次の政策変更は利下げの可能性が高いとの見方を示していた。[nL3N21E0DJ]

中銀は緩和バイアスを維持するかとの質問に対し、継続しているが、入手した経済指標次第との認識を示した。5月8日の政策決定会合に向けて経済指標と広範な経済状況について分析を進めていると語った。

12カ月前に総裁に就任した際、オア総裁は金利の中心値は1.75%だが、次の動きに関するリスクの中心は上方向だと述べていた。

16日のインタビューでは、経済情勢の変化を反映し「境界が中央から下方向に向かうのを見るのは興味深い」と述べた。

「われわれは他の人々が立ち位置をどう変えているかを観察していた。バイアスを『上方向から中立』としている向きもいれば、『中立から下方向』にしている人々もいる」と語った。

同氏は、米連邦準備理事会(FRB)が経済成長見通しに一層神経質になっていることや、中国経済について強弱入り混じるシグナルが出ていること、欧州では英国の欧州連合(EU)離脱を巡る先行き不透明感に言及し、「結局、より軟調な状況になった」と述べた。

NZ中銀はこれまで総裁だけが金利を決定する権限を持っていたが、次回の会合から金融政策委員会による政策決定に移行する。

NZドル相場について「喜ばしい」水準の付近にあると述べ、現在の為替相場に懸念を抱いていないことを示唆した。

<弱いインフレ>

第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は、サービス価格の上昇で前期比では0.1%上昇したが、 前年比では1.9%上昇となり、中銀の目標レンジ中央値(2.0%)を小幅ながら下回った。[nL3N1ZM5U4]

第4・四半期の国内総生産(GDP)は季節調整済み前期比0.6%増加したが、潜在成長率は下回っている。

オア総裁は、インフレについて、17日に発表されるCPI統計の下振れはすでに織り込まれていると述べた。

*内容を追加しました。

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