[パリ 15日 ロイター] - 仏自動車大手ルノーの暫定最高経営責任者(CEO)を務めるクロチルド・デルボス氏が正式なCEO就任に向け名乗り出たことが関係者2人の話で明らかになった。
ルノーは社外からの次期CEO起用を検討している。関係者によると、デルボス氏は数少ない社内候補者の1人だが、次期CEOの有力候補になるは定かではないという。
また候補者は約3名に絞られ、数日内に指名委員会に送られるとした。
ロイターは今週、次期CEOへの立候補についてデルボス氏に問い合わせたが、デルボス氏はコメントを控えた。ルノーからのコメントも得られていない。
ルノーは年末までに次期CEOを決定する見込み。
関係者によると、次期CEO候補として名前が挙がっているのがトヨタ自動車幹部のディディエ・ルロイ氏。ルロイ氏はゴーン氏の後任として検討された経緯がある。
このほか、仏自動車部品大手フォルシアのパトリック・コラーCEOや独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の傘下セアトのディメオCEOなども候補だという。
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