[東京 15日 ロイター] - 仏ルノーのジャンドミニク・スナール会長は15日、東京都内で記者団に対し、アライアンス(連合)を組む日産自動車と三菱自動車と「重要事項」についてきょうとあす協議する、と述べた。
ルノーは日産への出資比率引き下げ、電気自動車(EV)新会社に対する日産と三菱自の出資を含めた参画などについて協議を進めているが、知的財産の扱いなどで折り合いがついておらず、協議は想定以上に長引いている。
スナール会長は、協議の状況について「アライアンスでこれほど温かい雰囲気に包まれたことはなかった。将来に向けて良い兆しだ」とし、日産、三菱自と定期的にアライアンス強化・発展に向けた取り組みができることを嬉しく思うと語った。
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