November 29, 2018 / 9:47 AM / 12 days ago

ルノー・日産・三菱自、アライアンスに引き続き完全にコミット

[アムステルダム/東京 29日 ロイター] - ルノー(RENA.PA)、日産自動車(7201.T)、三菱自動車(7211.T)の3社は29日、経営トップが参加した会議を開き、3社は引き続きアライアンスについて完全にコミットするとの共同メッセージを発表した。

 11月29日、ルノー、日産自動車、三菱自動車は経営トップが参加した会議を開き、3社は引き続きアライアンスについて完全にコミットするとの共同メッセージを発表した。アムステルダムにある統括会社ルノー日産BV前で撮影(2018年 ロイター/Piroschka van de Wouw)

この会議はアムステルダムで行われ、ルノーからは暫定CEOのティエリー・ボロレ最高執行責任者(COO)が出席。日産の西川廣人社長兼最高経営責任者(CEO)と三菱自の益子修CEO兼暫定会長は、テレビ中継で参加した。

会議の後、三菱自動車の益子CEOは、記者団に対し、資本関係の変更については議論していないとの見解を示した。

また、日産自動車の西川社長は同会合後、3社でアライアンスの重要を確認でき、スローダウンさせず、前に進めることで一致したとの見解を記者団に述べた。

益子CEOは、資本関係の変更は議論していないと述べるとともに、3社連合のトップを、暫定的に置く計画はないとの見解を示した。

また、アライアンスの原点に立ち返ってウィンウィンが重要との認識で3人が一致したとの見方を示すとともに「今までは1人がリードしていたが、今後は3人が協力してやっていく」と述べた。

さらに益子CEOは、今後も頻繁に3人で意思疎通を図っていくことで合意したとの見方を示した。

一方、西川社長は、3人のトップ間で完全に方向性は一致していると強調。オペレーションを前に進めることで合意しており、いいミーティングだったとの見解を示した。

益子CEOによると、この会合は約1時間、行われた。

会議終了後に発表された共同声明では「これまでルノー、日産自動車、三菱自動車3社の取締役会は、一貫してアライアンスの強い結束を維持することを強調してきた」と指摘。

その上で「アライアンスは、この20年間、他に例をみない成功を収めてきた。アライアンス・パートナー各社は、アライアンスの結束について、全面的にコミットしている」と表明している。

今回の会議は、3社連合を主導してきたカルロス・ゴーン容疑者の逮捕後、初めて開催された。

発表された共同メッセージを踏まえ、今後はゴーン容疑者が務めている開発や調達など共通の戦略を策定する統括会社「ルノー・日産BV」のトップ人選が、まず話し合いのテーマになるとみられている。

統括会社は、2002年に日産とルノーが折半出資で設立。トップはルノーのCEOが兼務するという規定があり、重要事項の決定で強い権限を持つ。ルノーの大株主は15%を出資するフランス政府で、同国のルメール経済・財務相も、統括会社のトップは規定通りルノー出身者が望ましいと主張している。

ただ、ルノー出身のゴーン容疑者が東京地検特捜部に逮捕されたことで、統括会社のトップが引き続きルノー出身者となることには「やや抵抗がある」と日産幹部は話す。

別の日産幹部は「ルノーと日産が対等な関係を構築し、各社がより独立した形で、ウィン・ウィンを目指すという原点に戻るべきではないか」と述べ、ルノーとの資本関係を見直す必要性を強調していた。

*内容を更新しました。

白木真紀 山﨑牧子 編集:田巻一彦

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