June 12, 2019 / 3:54 AM / in 3 months

仏ルノーの採決棄権の意向、日産との同盟関係を危険に=関係筋

 6月12日、日産自動車の指名委員会等設置会社への移行に関する議案採決を筆頭株主のルノーが棄権する意向を示した問題で、両社のアライアンス(同盟関係)に詳しい関係筋は、ルノーの動きは「日産とのアライアンスを危険にさらしている」との懸念を示した。写真はフランスのサン=タヴォルで1月撮影(2019年 ロイター/Christian Hartmann)

[東京 12日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)の指名委員会等設置会社への移行に関する議案採決を筆頭株主のルノー(RENA.PA)が棄権する意向を示した問題で、両社のアライアンス(同盟関係)に詳しい関係筋は、ルノーの動きは「日産とのアライアンスを危険にさらしている」との懸念を示した。

同関係筋は、日産の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)はルノーの理解を十分に得られるよう「コミュニケーションを取ろうとしている」と話し、ルノーの行動は「日産との信頼関係を完全に壊しかねず、他の株主を失望させかねない」と批判した。

日産は、統治機能を強化するため指名委員会等設置会社に移行することを盛り込んだ定款変更の議案を、25日に開く定時株主総会で諮ることにしている。

ルノーが採決を棄権するという姿勢に対し、西川社長は10日、声明を発表。指名委員会等設置会社への移行については、ルノーが指名した代表者も加わる日産取締役会で議論を尽くし全会一致となったにもかかわらず、今になって棄権の意向を示したことは「大変な驚き」で、統治強化の動きに「完全に逆行するものであり、誠に遺憾だ」と述べた。

白木真紀 編集:田中志保

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