May 7, 2019 / 3:35 AM / 2 months ago

ミャンマー、ロイター記者2人釈放 大統領が恩赦

[ヤンゴン 7日 ロイター] - ミャンマーで、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの取材を巡り国家機密法に違反したとして収監されていたロイターの記者2人が7日、恩赦により釈放された。

ワ・ロン記者(33)とチョー・ソウ・ウー記者(29)はロヒンギャへの迫害を取材していた2017年12月に逮捕され、昨年9月に禁錮7年の判決を言い渡された。今年1月にヤンゴンの裁判所が控訴を棄却したことを受け、弁護側は最高裁に上告したが、最高裁は4月、これを棄却した。

両記者はこの日、ミャンマーの大統領による6520人への恩赦で釈放された。ウィン・ミン大統領は、先月から多くの服役中の囚人に恩赦を与えている。同国では元日に当たる4月17日ごろに当局が囚人に恩赦を与えるのが慣習となっている。

ロイターは記者2人が無実だとして釈放を求めていた。

ミャンマー政府報道官からのコメントは現時点で得られていない。

刑務所の外で報道陣や支持者に囲まれたワ・ロン記者は、笑顔で親指を立てるしぐさを見せ、「家族や同僚に会えるのを非常に嬉しく思う。編集部に行くのが待ち遠しい」とコメント。2人の釈放に向けた国際的な取り組みに感謝を示した。チョー・ソウ・ウー記者も報道陣に笑顔で手を振った。

ロイターのスティーブン・アドラー編集主幹は声明を発表し、「ミャンマー政府がロイターの勇敢なジャーナリストであるワ・ロン記者とチョー・ソウ・ウー記者を釈放したことを大変喜ばしく思う。逮捕以降の511日間、彼らは世界中で報道の自由の重要性を示す象徴となってきた。私たちは彼らの帰還を歓迎する」と表明した。

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国連のグテレス事務総長の報道官は、事務総長が2人の釈放を聞いて安どしたと述べ、現地の国連事務所は釈放について、民主主義への移行に対するミャンマー政府のコミットメントを示すものだと指摘した。

米国大使館も2人の釈放を歓迎するとした。

*内容を追加しました。

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