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アリババの馬氏は無事、アントに強気=春華資本

 1月13日、香港のプライベートエクイティ(PE)会社、春華資本(プリマベーラ・キャピタル)の胡祖六(フレッド・フー)会長は、中国の電子商取引大手アリババ・グループの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏(写真)について「無事」でいるとの認識を示した。写真は上海で2018年9月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[香港 13日 ロイター] - 香港のプライベートエクイティ(PE)会社、春華資本(プリマベーラ・キャピタル)の胡祖六(フレッド・フー)会長は、中国の電子商取引大手アリババ・グループの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏について「無事」でいるとの認識を示した。春華資本はアリババ傘下の金融会社アント・グループに投資しており、会長はアントの役員も務めている。

中国当局は昨年11月にアント・グループの新規株式公開(IPO)を延期させたのに続き、アリババとアントに対する調査を行っている。馬氏はIPO延期以来2カ月ほど公の場に姿を現していない。

フー会長は「ロイターネクスト」会議で「馬氏は無事で元気だと思う。彼は企業家の成功例であり続ける」と発言した。これ以上の詳細には言及しなかった。

春華資本は2016年、アントが行った45億ドルの資金調達で出資者となった。2年後にも追加投資を行った。 フー会長は「アントは極めて先駆的な企業であり、文字通り独力で中国のフィンテック分野を開拓した。将来有望だ」と述べた。IPOの再開見通しについてはコメントを避けた。

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