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リオ・ティント、通期は37.9%減益 中国不振で大幅減配

 2月22日、英豪資源大手リオ・ティントが発表した2022年通期決算は37.9%の減益となった。写真は同社のロゴ。2019年11月、米カリフォルニア州ボロンで撮影(2023年 ロイター/Patrick T. Fallon)

[22日 ロイター] - 英豪資源大手リオ・ティントが22日発表した2022年通期決算は37.9%の減益となった。大幅な減配も発表。中国の需要鈍化で鉄鉱石価格が低迷したほか、人件費や原材料費の上昇で利益が目減りした。

同社によると、中国経済は依然不安定だが、消費には回復の兆しが見られ、コモディティー価格はここ数カ月で底入れした。

23年の設備投資の見通しは80億ドルで、従来予想の80億─90億ドルから下方修正した。24年と25年の設備投資の見通しは90億─100億ドルに引き上げた。

22年の鉄鉱石の平均実現価格は1ドライメトリックトン(DMT)当たり106.1ドルと、21年の143.8ドルから低下。

熟練労働者の不足で賃金が上昇したほか、燃料費・原材料費が値上がりした。

22年の実質ベースの利益は133億ドル。21年は過去最高の214億ドルだった。リフィニティブがまとめた市場予想の138億ドルを下回った。

年間配当は1株4.92ドル。21年は過去最高の10.40ドルだった。

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