[ロンドン 4日 ロイター] - サッカーのイングランド代表で主将を務めたレイ・ウィルキンス氏が4日、心不全のためロンドン市内の病院で死去した。61歳だった。
ウィルキンス氏は3月31日に病院へ搬送され、昏睡状態に陥っていた。
イングランド代表では1976─86年にかけて84キャップ。イングランドではチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどのほか、ACミラン(イタリア)やパリ・サンジェルマン(フランス)でもプレーした。
引退後はチェルシーのコーチやヨルダン代表監督などを務めた。
同氏の死去に当たり、チェルシーやACミラン、元イングランド代表のガリー・リネカー氏やリオ・ファーディナンド氏らがお悔やみの言葉を寄せた。リネカー氏は「素晴らしいサッカー選手であり、愉快な男だった。代表で共にプレイできたのは喜ばしいことだった」と悔やんだ。