[サンフランシスコ 6日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブ は6日、13億ドル規模の社債を発行すると発表した。
EV各社は需要低迷とコスト高により手元資金が逼迫している。同社株は時間外取引で7%近く下落した。
リビアンの広報担当者は今回の資金調達について、小型車「R2」のローンチを後押しするとし、「現在の水準で株式を売却するよりも最適な資本コスト」と説明した。償還は2029年3月で転換社債で発行する。
現在の手元資金で2025年までの事業運営資金を賄うことが可能としている。12月末時点の手元資金は115億7000万ドルで、前四半期の132億7000万ドルから減少した。コスト削減のために先月には従業員6%を削減した。
昨年末には、メルセデスと共同で欧州で配送用バンを製造する計画を棚上げし、ジョージア州に建設中の50億ドル規模の工場で生産を計画する小型車「R2」の発売を1年延期して2026年にすると発表している。
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