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リビアンが15日にレイオフ宣告か、テスラは229人削減へ

7月12日、新興電気自動車メーカーの米リビアンは従業員に対して15日に、全般的な事業再構築の一環として今後レイオフを実施する可能性があり、幾つかの開発プログラムを中止すると伝える。写真はリビアンのロゴ。カリフォルニア州ミルバレーで1月撮影(2022年 ロイター/Nathan Frandino)

[12日 ロイター] - 新興電気自動車(EV)メーカーの米リビアンは従業員に対して15日に、全般的な事業再構築の一環として今後レイオフを実施する可能性があり、幾つかの開発プログラムを中止すると伝える。スカーリンジ最高経営責任者(CEO)が従業員宛てに11日夜付けで記したメモの内容をロイターが確認した。

スカーリンジ氏は「リビアンは現在の(厳しい)経済環境と無縁ではいられず、持続可能な成長の道を確保する必要がある」と訴え、同社は「資金面で十分な態勢」にあるものの、特定のプログラムを優先して別のプログラムの一部を停止する作業に着手したと説明した。

リビアンは第1・四半期末時点で160億ドルの現金を手元に保有。また50億ドルを投じて2025年に米国内2カ所目の工場を稼働させるだけの資金力はある、と投資家に断言している。

一方EV大手テスラは12日開示した届出書類で、カリフォルニア州サンマテオの事業所を恒久的に閉鎖し、229人をレイオフする方針を示した。レイオフ対象者は自動運転支援システム「オートパイロット」関連の業務に従事していた。

テスラのマスクCEOは先月、上級幹部に対して「個人的な景況感は非常に悪い」と明かした上で、同社はおよそ10%の人員削減が必要だと告げた。

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