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ラグビー=有望選手輩出のフィジー、気候変動で練習環境に影響も

 フィジーのナマタクラ村にある砂浜はこれまでワールドクラスのラグビー選手を多数輩出してきた。しかし気候変動による海面上昇の影響で、住民は数年後には村を離れなければならなくなるかもしれない。写真はフィジーのナマタクラ村で練習するラグビー選手たち。1日撮影(2022年 ロイター/Ian Ransom)

[ナマタクラ(フィジー) 25日 ロイター] - フィジーのナマタクラ村にある砂浜はこれまでワールドクラスのラグビー選手を多数輩出してきた。しかし、気候変動による海面上昇の影響で住民は数年後には村を離れることになるかもしれない。

フィジー政府はナマタクラ村について、「危険な状況に直面している」と認識。現在、当地でラグビーの練習に励んでいる子どもたちは、家族と共に内陸のより高い場所への移住を余儀なくされる可能性がある。

村長のジョセバタ・ナガウサウクラ氏はロイターに「とても心配だ。数年後は果たしてどうなっているのか」とコメント。「私たちの孫、ひ孫の世代はどのような状況に直面するのだろう」と不安な心境を明かした。

ロテ・トゥキリさん、テビタ・クリドラニさんはラグビーのフィジー代表で活躍するようになる前、当地のビーチで選手としてのスキルに磨きをかけた。しかし、そのビーチは浸食が進み、今は内陸から岩を運んでくる必要があるという。

ナガウサウクラ氏は「かつてのビーチは砂のみで、石などなかった。ここは子どもたちの遊び場でしたが、気候変動と海面上昇の影響で流されてしまった」と現状を嘆いた。

ラグビーが国民的な人気を誇るフィジーでは人口90万人に対し、8万人以上がラグビー選手として登録されている。

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