[モスクワ 7日 ロイター] - ロシア統計局が7日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.0%上昇し、ロイターのアナリスト予想の5.8%を上回った。政策金利が10%だった2016年10月以来最高水準となり、政策決定会合に向けて金融引き締めの議論が浮上した。
11日の会合では、政策金利が現在の5%から25または50ベーシスポイント(bp)引き上げられ、3回連続の利上げが行われるとみられている。
中銀のアナリストらは5月のCPI上昇率を5.7─5.9%と予想。今後数カ月はさらに加速する見通しと警告している。
中銀のインフレ目標は4%。
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