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欧州でロシア産ディーゼル燃料買いだめの動き、来年2月の禁輸控え

欧州連合(EU)で来年2月にロシア産ディーゼル燃料の禁輸措置が発効するのを前に、域内の取引業者は貯蔵施設を満杯にするためにロシア産の買い付けを急いでいる。代替調達先の確保が難航していることが背景にある。ロシア・イルクーツク州のイルクーツク石油会社(INK)が所有する油田のディーゼルプラント上部に掲げられたロシア国旗で2019年3月撮影(2022年 ロイター/Vasily Fedosenko)

[ロンドン 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)で来年2月にロシア産ディーゼル燃料の禁輸措置が発効するのを前に、域内の取引業者は貯蔵施設を満杯にするためにロシア産の買い付けを急いでいる。代替調達先の確保が難航していることが背景にある。

EUは今年12月にロシア産原油の輸入を禁止するのに続き、2月5日からは石油製品の禁輸を実施する。

調査会社ボルテクサのアナリストによると、アムステルダム・ロッテルダム・アントワープ(ARA)の貯蔵ハブ向けにロシアの港で積み出されたディーゼル燃料は11月1─12日に日量21万5000バレルと、10月から126%急増した。

ロシア産とコスト効率が同程度の代替品を確保するのは難しく、欧州の月初からのディーゼル燃料輸入にロシア産が占めた割合は44%と、10月の39%を上回っている(リフィニティブ調べ)。

ロシアがウクライナを侵攻する前の50%強からは低下しているが、依然として欧州にとって最大のディーゼル燃料供給元だ。

英調査会社FGEのアナリスト、ユージン・リンデル氏は、EUはロシア産に代わる日量約50万─60万バレルのディーゼル燃料を確保しなければならず、代替品は米国やスエズ運河以東、主に中東やインドからもたらされるだろうと述べた。

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