[モスクワ 2日 ロイター] - ロシア経済省が2日発表した9月の経済成長率は年率換算でマイナス5%となった。8月のマイナス4%からマイナス幅が拡大した。
西側諸国による制裁やウクライナへの軍投入が影響している。
ただ、外務省は9月のマイナス幅拡大は高水準だった前年同月との比較で落ち込みが大きくなる「ベース効果」のためと指摘。今年は2.9%縮小する見込みとした。
エコノミストらはこれまで、2022年は2桁のマイナス成長になると予想していた。
外務省によると、22年第3・四半期のロシア経済は前年同期比4.4%縮小したという。
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