February 3, 2020 / 5:18 PM / 2 months ago

ロシア19年GDP速報値は1.3%増、伸び率は前年からほぼ半減

[モスクワ 3日 ロイター] - ロシア連邦統計局が3日発表した2019年の国内総生産(GDP)速報値は前年比1.3%増と、18年の2.5%増から伸び率がほぼ半減した。新内閣が実施する見込みの財政出動の必要性が鮮明になった。中銀の予想と一致した。ロイターが19年末に実施した調査での市場予想である1.2%増はやや上回った。

西欧諸国による対ロシア制裁によって悪化したロシア経済の低迷は主要な政治的課題であり、ロシアのプーチン大統領は新内閣に対し、景気を刺激する方法を見出すように指示した。

プーチン大統領は1月、新内閣を承認。主要な経済政策担当者を入れ替えた。ミシュスチン元連邦税務局長官を首相に任命した。

ミシュスチン首相は1月に開いた初めての閣僚会議で「国民が近いうちに自分の生活や周りの状況に変化を感じられるように」主要な計画により力を入れる必要があると述べた。

プーチン大統領はインフラや医療などの分野で支出を増やしたい意向だ。24年までにロシア経済を世界5位まで押し上げる対策とみなしている。

中銀は大型インフラ計画の財政出動でロシア経済の成長率は22年までに2-3%へ加速するとの見通しを示している。

20年の成長率の市場予想は1.8%増。世界銀行が示している世界各国の成長率平均である2.5%増を下回るとの見方だ。

キャピタル・エコノミクスの研究員は「農業や卸売業の好調な伸びなど、最近みられた景気押し上げ要因はなくなるだろう。ただこうしたことを背景に向こう数カ月間に景気刺激策が強化されるだろう」と語った。財政出動に加え、向こう数カ月間で中銀が政策金利を0.75%ポイント引き下げ5.5%とするとの見通しを示した。

ロイターの調査では大半のアナリストが、早ければ7日にも中銀が金利を6%へ下げるとみている。

この日のGDP統計は速報値であるため、より多くの指標が出るにつれ改定される可能性がある。歴史的にGDPは上方改定される傾向が強い。

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