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ロシア金融・財政トップ、景気過熱とインフレスパイラルを警戒

 6月3日、ロシアの金融・財政当局トップは、国内経済は過熱の恐れがあり、5.9%と既に高水準にあるインフレ率を政府支出がさらに押し上げる可能性があると警告した。写真はロシア中央銀行のナビウリナ総裁。モスクワで2019年6月撮影(2021年 ロイター/Evgenia Novozhenina)

[モスクワ 3日 ロイター] - ロシアの金融・財政当局トップは3日、国内経済は過熱の恐れがあり、5.9%と既に高水準にあるインフレ率を政府支出がさらに押し上げる可能性があると警告した。

シルアノフ財務相はサンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(SPIEF)で、歳出拡大を続ければ景気が過熱するとし「過熱の要素は高インフレという形で既に見えている」と述べた。財政・金融政策は正常化する必要があると主張した。

ロシア政府は新型コロナウイルス危機への対応で歳出を拡大し、中央銀行は昨年、政策金利を過去最低の4.25%へ引き下げた。

ナビウリナ中銀総裁はインフレ期待が4年ぶりの高水準で、数か月前から高止まりしていると指摘した。インフレ懸念を背景とした購買行動の変化や供給不足により問題が悪化する恐れがあると警鐘を鳴らした。

「これはインフレスパイラルが生じるパターンだ。もちろんそのようなことを許してはならない」と語った。

シルアノフ氏は中立的な政策に戻すことによって成長が阻害されることはないとの見方を示した。

「需要はほぼ回復した。今のところさらに需要を喚起する必要はない」と述べた。

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