November 21, 2018 / 3:12 AM / 23 days ago

ICPO新総裁にロシア人有力、欧米は権力乱用を懸念

 11月21日、国際刑事警察機構(ICPO)は、年次総会で孟宏偉・前総裁の後任を選ぶ総裁選を行うと明らかにした。写真はICPOのロゴ。シンガポールで2014年9月撮影(2018年 ロイター/Edgar Su)

[パリ 21日 ロイター] - 国際刑事警察機構(ICPO)は、21日に開く年次総会で孟宏偉・前総裁の後任を選ぶ総裁選を行うと明らかにした。ロシアの高官が選ばれる見通しで、欧米からはロシア政府による干渉への懸念が浮上している。

孟前総裁は9月、中国に一時帰国中に行方が分からなくなり、中国は10月、収賄などの法律違反で同氏を調査していると発表。孟氏はICPOに辞表を送った。

総裁選には2人が正式に出馬しており、ICPO副総裁の1人であるロシア人のアレクサンドル・プロコプチュク氏が選ばれると予想されている。

ICPOの総裁は形式的な側面が強く、日常業務はドイツ人のストック事務総長が担うが、それでも総裁は影響力を持っている。このため欧米からは、ロシアがICPOの権力を乱用する恐れがあるとの懸念が出ている。

欧州議会の有力議員であるフェルホフシュタット元ベルギー首相は20日、ツイッターに「ロシアは政敵を標的にするためICPOを乱用してきた」と投稿し、「プロコプチュク氏が総裁に選ばれれば、民主的で自由な国は(ICPOに)並ぶ組織を構築することが必要になるかもしれない」との考えを示した。

米上院の超党派議員グループも今週、ロシアが同国政府に批判的な人物を国際手配するなどICPOを利用していると非難し、ロシア内務省幹部であるプロコプチュク氏が総裁に就任すれば、こうした乱用がいっそう強まると懸念を示した。

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