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ロシア通貨が乱高下、ウクライナ問題巡り西側との関係が緊張

[モスクワ/キエフ/ワシントン 14日 ロイター] - 14日の市場では、ロシアルーブルが乱高下した。ウクライナ問題を巡り、西側諸国との緊張が高まっていることが背景にある。ロシア株式や国債価格も下げ幅を拡大した。

ルーブルは一時1ドル=77ルーブル近辺まで下落したが、終盤には下げを取り返し、約0.1%安の76.11ルーブルまで値を戻した。

対ユーロでは0.2%高の1ユーロ=87.15ルーブル。この日の安値は88.14ルーブルまであった。

指標10年債利回りは一時9.46%に上昇。2016年3月以来の高水準を付けた。

ロシア株式市場のMOEX指数終値は2.1%安の3596.98ポイント。週間では4.6%下落した。

ウクライナのドル建て債にも売り圧力が強まった。また、5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は19ベーシスポイント(bps)急上昇して798bpsとなり、20年3月に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が始まって以来の高水準を付けた。

13日遅く、ウクライナ国防当局を含む同国政府機関の約70に及ぶウェブサイトに対し、大規模なサイバー攻撃が仕掛けられた。治安当局は、ロシアの情報機関に関連するハッカーグループの関与を示すいくつかの兆候があると指摘している。

米ホワイトハウスは14日、ロシアが外交で目的を果たせなかった場合に戦争の口実を捏造し、ウクライナに近く侵攻する準備を進めているとの懸念を表明した。

ロシア政府はこうした見方を否定しているが、ウクライナ国境に10万人を超える軍隊を集結させており、14日にはさらに多くの軍隊が移動している写真を公開した。

米政府高官によると、ロシアはすでにウクライナ東部で「偽旗作戦」を実施する工作員を配備している。

一方、タス通信は、ロシアのペスコフ大統領報道官が、こうした報道は「根拠のない」情報に基づくものだと一蹴したと報じた。

またロシアのラブロフ外相は、ロシアは米国との安全保障協議が再開されることを望んでいるが、これはロシア側の提案に対する米側の反応次第だと述べた。

ロシア政府が今週、協議が不発に終わった場合には「軍事技術的行動」を取ると発言したことの真意を問われ、同外相は「軍事兵器の配備に向けた措置とは、明白なことだ。軍事兵器を使って行動を起こすとき、われわれはそれが何を意味し、何のために準備しているのかを理解している」と答えた。

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