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ロ通貨2月以来の高値引け、100ルーブル突破 ガス支払通貨変更で

[23日 ロイター] - 23日のロシア通貨ルーブルは1ドル=100ルーブルを突破し、国内市場、海外市場ともに今月の高値で取引を終えた。プーチン大統領が「非友好国」にルーブル建てで天然ガスを売却する方針を示したことに反応した。

プーチン氏は、諸外国によるロシア資産凍結が信頼を失わせる行為だと指摘。天然ガス売却の決済通貨をルーブルに変更し、政府と中央銀行が今後1週間で関連手続きの方策を策定するとした。

キャピタル・エコノミクスの新興欧州担当エコノミスト、リアム・ピーチ氏は顧客向けノートで「ロシア当局がガスを購入する外国人にルーブルを使うよう強制し、西側諸国に圧力をかけようとしているようだ。ルーブルの価値を下支えするメリットもある」と指摘した。

国内市場では、ルーブルは対ドルで6%高の97.7375ルーブルで終了。一時94.9875ルーブルと、3月2日以来の高値を付けた。EBSのプラットフォームでは8.8%高の96.5ルーブルで取引を終えた。双方ともに終値は2月以来の高値。

国内市場では対ユーロでも6%高の108.01ルーブル。

2月下旬に売買が停止された国債(OFZ)市場は3日連続で取引が行われている。

ドル建て国債の利払いはデフォルト(債務不履行)を回避したとみられる。21日は2029年満期の国債の利払い日(6600万ドル)だったが、債券保有者は利子を受領したと話している。

ただ、ロシア連邦証券保管振替機関(NSD)は23日、ロシア企業が海外で発行した債券について、国内の保有者は国際決済機関を通じた利子の受け取りが遅れる可能性があると明らかにした。欧州の規制当局に説明を求める必要があることが理由と説明した。

ロシア中央銀行は先週、ボラティリティーを抑制するため、OFZの購入を開始すると表明。これまでのことろ介入額を公表していないが、市場は介入を受けて安定して推移している。

10年物利回りは13.85%で23日の取引を終えた。21日は過去最高の19.74%まで上昇した。

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