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ルーブルが過去最安値、欧米の対ロシア追加制裁で売り加速

ロシアルーブルは28日、対米ドルで過去最安値に落ち込んだ。資料写真、ルーブル紙幣、18日撮影(2022年 ロイター/Alexey Malgavko)

[シンガポール 28日 ロイター] - ロシアルーブルは28日、対米ドルで過去最安値に落ち込んだ。ウクライナ侵攻に対抗して西側諸国が週末に発表した対ロシア追加制裁が響いている。制裁には、ロシア中央銀行の外貨準備の使用制限が含まれている。

アジア取引時間でルーブルは一時、最安値の1ドル=119.50ルーブルを付けた。先週末から30%急落。その後は下げ幅を縮小し、110ルーブル近辺まで持ち直した。

米国、英国、欧州、カナダは26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意。ロシア中央銀行の外貨準備の使用も制限する。

これを受けてロシア中銀は27日に、国内市場を支えるための一連の措置を発表した。国内市場での金購入の再開やレポ取引を通じた無制限の資金供給、銀行の為替持ち高の制限緩和が含まれた。

ラボバンクのアナリストは、外貨準備への制裁によってルーブルはわずかしかなかった支援材料を失ったと指摘。「金でさえも、外貨と交換できなければ流動性がなくなる。今日はルーブルが完全に崩壊するだろう」と予想した。

NABの外為戦略責任者であるレイ・アトリル氏は27日付の調査ノートで、ルーブルの崩壊に加え、ロシアのデフォルト(債務不履行)リスクが高まったと指摘した。

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