for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ロシア反体制派ナワリヌイ氏、暗殺未遂を独自調査「下着に毒物」

 12月21日、ロシアの反体制派アレクセイ・ナワリヌイ氏は、自身に対する暗殺未遂について、関係者を装ってロシアの工作員に電話し、毒物が下着に入れられたとの詳細を聞き出したと明らかにした。モスクワで2月29日撮影(2020年 ロイター/Shamil Zhumatov)

[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアの反体制派アレクセイ・ナワリヌイ氏は21日、自身に対する暗殺未遂について、関係者を装ってロシアの工作員に電話し、毒物が下着に入れられたとの詳細を聞き出したと明らかにした。

反プーチン派の中心人物の1人であるナワリヌイ氏は、8月に国内線の旅客機で倒れ、その後ドイツに搬送され治療を受けた。ドイツ政府は同氏に対し神経剤「ノビチョク」が使用されたと結論付けた。

英報道機関などは共同調査の結果、この毒殺未遂に秘密警察であるロシア連邦保安局(FSB)の工作員チームが関与したと特定。これを受けて同氏は今月、事件は解明したと宣言していた。

同氏は自身のウェブサイトに21日に投稿した動画で、調査報道が行われる前に、ロシアの安全保障会議書記の側近を装って、暗殺チームに入っていたとみられる数人に電話をしたと説明。そのうちの1人とみられるFSB工作員とは49分間話をしたとし、会話の録音データと書き起こした文書を公表した。

ロイターは実際に電話の会話があったかどうかや、対話相手の身元を確認できていない。

ロシア政府は繰り返し、ナワリヌイ氏の毒殺未遂への関与を否定している。

タス通信によると、FSBは「電話での会話が入った動画は偽物だ」と反論し、ナワリヌイ氏の調査は挑発行為だとした。

動画でナワリヌイ氏の対話相手は暗殺が成功しなかった理由を問われ、同氏が乗っていた飛行機が緊急着陸し、ロシアの医者による専門的で迅速な治療を受けたからだと分析。「もっと長くかかれば、異なる結果に終わっていた可能性がある」と語っている。

ナワリヌイ氏はドイツで療養中だが、時期は明確にせずにロシアに戻る考えを示している。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up