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ロシア大統領、外国勢力が侵攻なら「歯へし折る」 米けん制

ロシアのプーチン大統領は20日、同国の領土を奪おうとする者の「歯をへし折る」と述べ、侵攻には強力に対抗する姿勢を示した。写真は、2021年4月21日に連邦議会で演説するプーチン大統領。(2021年 ロイター/Sputnik/Mikhail Klimentyev/Kremlin via REUTERS)

[モスクワ 20日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は20日、同国の領土を奪おうとする者の「歯をへし折る」と述べ、侵攻には強力に対抗する姿勢を示した。政府高官らとのオンライン会議で述べたもので、テレビ中継された。

プーチン氏は、過去にオルブライト米元国務長官が述べた同様のコメントになぞらえたとしているが、オルブライト氏はそうした発言を否定している。

プーチン氏は「ロシアがシベリアのような(エネルギー)豊かな土地を保有するのは不公平と公言してはばからない人がいる。そう言うのはただ1国だ」と述べた。

また、「皆われわれにかみ付いたり、われわれのものにかみついて、奪いたがっているが、その歯をへし折ってかめないようにすると理解すべき。その鍵は軍部隊の増強だ」と語った。

米ロ関係を巡っては、さらなる悪化を防ぐため首脳会談実現への動きも見られる。

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