[モスクワ 15日 ロイター] - ロシア議会の議員らは15日、今月発効した改正憲法の領土割譲禁止条項を巡り、領土の一体性を損なう行為に最高10年の禁錮刑を科す内容の関連法案を提出した。
法案は近く下院で可決されるとみられる。
下院のウェブサイトによると、法案はまた、ロシアの領土の一体性を損なう行為の呼び掛けを1年に2回以上繰り返した場合にも刑事罰を加え、最高4年の禁錮刑を科すと定めた。罰金は最大40万ルーブル(5625ドル)とした。
北方領土問題を巡り日本側の反発を招く可能性があるほか、2014年のクリミア併合に関し、ウクライナが抗議する可能性もある。
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